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退職のススメ ハラスメント上司の下で苦しんでいる人は、いますぐ会社を辞めてしまおう

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はてなブックマークで話題になっていたが、ハラスメント上司と無能マネージャーをめぐる話である。
 
この女性の行動通り、ハラスメント上司の元でどうにもならない人はいますぐ会社を辞めてしまった方がよい。
 
 
 
 
上司がハラスメントをする場合、長い間働いた会社なのになぜ正社員を辞めなければいけないのか、会社を辞めてしまって次の就職先がすぐ見つかるだろうか、悪いのは私の方ではないのだからなんとか復讐かまたはこの上司をどうにかしてやろうとか、裁判沙汰にしてやろうとか、いろいろな思いが浮かぶと思う。もちろん、どのような行動を取ろうが本人の自由なのだが、一番良い方法がすっきりすぐに会社を辞めてしまうことである。
 
 
この記事にもあげた通り、エナジーバンパイアや巨大組織との戦いはほぼ不毛な結果になる。
 
もうひとつの観点は、あなたの勤めている会社が大企業であれ、中小企業であれ、これからは一社に勤める長さより、むしろ、転職回数が多い方が優遇される時代になってくるのだ。
 
もちろん、耐久性がなかったり、仕事がいい加減や周りにひどいことをして、会社を転々としているような人間は論外だが、真面目に働いているひとの場合、これからの時代は、企業の寿命がどんどん短くなる時代だ。
 
 
全世界的に企業の寿命がますます短くなる。そうすると、ひとつの会社で長く働くひとより、企業の倒産やトレンドの変化や新しい転職先への適応力が高いひとの方が能力の高さが認められる。
 
 
自分が大企業に勤めているとしても、神戸製鋼東芝、タカタのようにすぐに会社がダメージを受けて倒産してしまう時代だ。
 
結局、セクハラやパワハラをうまく対処できない会社はこうなるのだ。
空気が澱んでいて空気が悪い会社なのだ。
こういったおっさん達が偉そうにしている会社ほど一瞬で倒産する時代なのだ。
 
これから日本は人手不足が続く。つまり、あなたの転職先は引く手あまたなのだ。
女性が活躍できる会社もいくらでもある。キラキラ女子が輝くITベンチャーもいくらでもある。
世界に目を広げれば、就職先や働き方などいくらでもある。
 
自分で会社を興してもよい。
自分が社長になるなど考えられないかもしれないが、資本金0円で会社が作れる時代だ。
 
自分で会社を経営しながら、サラリーマンもしながら、複数の会社のアドバイザーとして働いているというくらいの働き方の方がちょうどよい。
 
複業、ダブルワーク。ひとつの会社に縛られる必要などまったくない。
 
これから、ハラスメントを許す会社が世界的に淘汰されていくだろう。
日本社会のようにセクハラおっさん達が多い会社の方があぶない。ボコボコ潰れるだろう。
 
例えばブラック企業に勤めているひともいますぐ辞めたほうがよい。
あなたがハラスメント店長の元で働けばはたらくほど、経営者はまだ大丈夫と勘違いしてしまうのである。あなたがいなくなるとお店が回らないと店長が一生懸命引き止めてあなたは良心の呵責に苛まれるかもしれないが心配する必要はまったくない。あなたが辞めるだけで店長も救われるのだ。
 
ブチ切れてあなたが辞めたら殺すぞという勢いで引き止めた店長も半年後はこういってくるのだ。
 
俺も辞めることにしたよ。こんなお店、無理だよ。新しいひとを入れてくれとなんども上に訴えたがまったく聞いてくれなかったよ。こんな会社、俺もすぐに辞めてやるよ!
 
ジル・ドゥルーズノマドという概念を生み出してからもう50年である。
 
アンチ・オイディプス(上)資本主義と分裂症 (河出文庫)

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クリエイティブ・クラスの世紀

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でも述べられている通り、これからは、ノマドの時代である。
 
あなたに必要なのはいますぐ会社を辞めてあなたが活き活きと働ける会社へいますぐ移ることなのである。あなたは不安があると思うが、いくらでもそういう会社が見つかるのである。