世の中を斜めから見るウェブマガジン - 世界は今日も回っている -

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ビジネス

銀行消滅 - 銀行マンが仮想通貨で農作物を売る日

大手3大メガバンクが大規模なリストラを発表し、銀行消滅というキーワードがニュースメディアを賑わせた。もちろん、銀行消滅というのはセンセーショナルな見出しで注目を集めるためのキャッチーなキーワードという側面が強く、実際には今すぐ銀行がなくな…

シン・ゴジラの憂鬱。東京がゴジラによって壊滅する日

シン・ゴジラの地上波放送があり、話題になっているので、今日はシン・ゴジラを批判してみようと思う。 同様の論旨で批判を行っている記事が必ずあると思って、シン・ゴジラ批判の記事を検索してみたのだが、なかなか見つけられなかった。 おそらく、似たよ…

東芝はテレビもパソコンもメモリーも捨てて全力でロボット事業に注力すべきだ

東芝が過去最大の営業利益とテレビ・パソコン事業からの撤退を発表した。 www.yomiuri.co.jp www.bloomberg.co.jp 東芝といえば、白物家電、原子力、音楽、携帯電話、軍事機器etcetcというイメージがあるが、史上最大の危機を迎えているからこそ、あえて問い…

新しい地図と新しい家具と新しい政治

新たな時代の衣装をまとった女が時代遅れの老人に戦いを挑む物語。 3つの物語が世間を賑わせている。 3人の果敢な女性とは、そう、飯島三智、小池百合子、大塚久美子の3人である。 彼女たちは時代遅れの老人に戦いを挑むため、「新しい」という旗を掲げ、…

アパレル業界は絶望の後、一番面白くなる業界である

誰がアパレルを殺すのか 作者: 杉原淳一,染原睦美 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2017/05/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 現状のアパレル業界の絶望的な状況を整理した本書は今年話題になった一冊である。 書評に関してはすで…

いま、リアルタイム・ウェブを改めて考える

リアルタイム・ウェブという言葉は、今、ほとんど耳にしなくなった。 基本的にはSNSと関連した文脈で用いられる概念であり、典型的にはTwitterやFacebookがその代表例として挙げられる。 TwitterやFacebookの成功例や、Googleが2009年10月から順次それらを検…

「部下の気持ちが読めない人」は何の能力が不足しているのか

blog.tinect.jp 面白い記事があったので、余興としてまったく逆のことを述べてみたい。 これはコミュニケーションというものがいかに難しいかという例であり、また、コミュニケーションの一番面白いところである。なので、上の筆者とまったく逆のことを述べ…

退職のススメ ハラスメント上司の下で苦しんでいる人は、いますぐ会社を辞めてしまおう

はてなブックマークで話題になっていたが、ハラスメント上司と無能マネージャーをめぐる話である。 この女性の行動通り、ハラスメント上司の元でどうにもならない人はいますぐ会社を辞めてしまった方がよい。 anond.hatelabo.jp 上司がハラスメントをする場…

社会人になる前に社会の常識として人を洗脳する方法を学んでおいたほうがよい

www.asahi.com ゼリア新薬工業の新入社員だった男性の自殺に関して、労災が認定されていたことが明らかになった。 亡くなった男性にはお悔やみ申し上げたい。 www.huffingtonpost.jp 同時に福井の中学2年生の男の子が教師に殺害された。自殺という体裁の良…

アベ政治を許せない、アベノミクス反対と言っている限り一生安部政権に勝てない話

枝野幸男氏が新党、立憲民主党を結成した。 www.sankei.com 民主党、民主連合という名称もニュースに出ていたが、最も良い立憲民主党という名称に決まり、リベラルの受け皿の政党ができたことは望ましい。ロゴは軽々しくてまったくイケていないが、民主党、…

今までであった営業マンの中で過去最高の営業マンの話

仕事柄、何百人の営業マンの営業を受け、同時に自分自身も何百件のクライアントに営業をしてきた。自分が営業をし、受けていると営業のなんたるかがよくわかる。そして、私が過去、一番営業ができると思った営業マンの話をしたいと思う。 普通の人の営業マン…

中国は名実ともに世界最高・最先端のIT国家になりつつある

一部のビジネスマンを除くと、まだまだ多くの日本人にとってITビジネスといえばアメリカのシリコンバレーであり、シリコンバレーが世界で最も進んだITビジネスが行われるエリアであるというイメージを持っている人がほとんどだろう。 だが、実際には、現在、…

「エデュケーションのジレンマ」に陥るな

「イノベーションのジレンマ」という言葉がある。 イノベーションのジレンマ (英: The Innovator's Dilemma)とは、巨大企業が新興企業の前に力を失う理由を説明した企業経営の理論。クレイトン・クリステンセンが、1997年に初めて提唱した[1]。 大企業にとっ…